印材について

印材の種類と特徴

種類

 特徴

 象牙

品のある質感と耐久性に優れ、長年使用していても狂いが無く適当な重量感・朱肉の付も良く 捺印も鮮明に出来上がります。

オランダ水牛

 飴色の角をもつ水牛の角で、希少価値があります。材質は黒水牛に準じます。自然の色を生かしてありますので、風合いがそれぞれ違います。

 黒水牛

 東南アジアに生息する水牛の角で、粘り強く摩滅度が低く実用的な印材です。

 柘

 木質の中で最も印材に適しています。東南アジアの柘(アカネ)が多く利用されています。日本産は堅くて良質です。

書体について

書体見本

3種類の書体で「長瀬」同じ文字を作ってあります。三つの書体の比較をして頂けます。

お好みや用途に合わせてお選び下さい。

篆書体

中国から伝わる、最も古い歴史を持つ書体です。漢字の基本的書体です。
気品ある書体で、実印・銀行印に適しています。 日本の紙幣にも使用されています。

印相体

 篆書から変化した書体で印象がソフトなところが好まれています。偽造されにくい書体とされ、優れた書体です。実印・銀行印に最適ですが、少々認印には不向きです。 縁起が良いとされている書体です。

古印体

 印鑑特有の書体です。大和古印の伝統を受け継がれた日本独自のものです。認印・銀行印として一番多く使用されているなじみの深い書体です